おしごと。

"玉入れ"の遊技に関する仕事をすることになったが
その仕様がなかなか理解しづらく、ここ数日仕事は思うように進まなかった。
その遊技に薄気味悪いものを感じ、生理的に受け入れられなかったからだ。
何故なのかずっと考えていてようやく答えが出そうだ。


ゲームというものにはそのゲームの世界や秩序があり、
システムがあり企画者という人間の意図が感じられる。
競馬や競輪なんかでも、選手や競走馬が意思を持ち、地や風という物理現象の中を駆け抜ける。
しかし"玉入れ"はどうだ。
とにかくこの遊技に関する事象が確率で成り立ち、確率が絵や玉を出し、金を動かす。
(業務上、詳しくは書けないがこちらからは確率をいじるようなことはできない、しない)
他の多くのギャンブルと違って、ゲーム性もない。遊び手が介入できるのも"確率"だけ。
ただの"乱数"以上に不明な確率が"玉入れ"を決定し
何も見えてこないことだらけで、人(設計者)の意図を感じない。


自分はクルマの他にタバコや酒も嫌いだが、それらは
単純に言えば邪魔、臭い、不味い、のようにちゃんと理由があっての上。
どこかの国とつながってるとか、五月蠅いとか、派手やセンスないや換金がどうこう以前の問題。
見えないから理解のしようもない、"玉入れ"のブラックボックスが嫌なのだ。


とにかく、少しでも理解しないと仕事にならない。
嫌悪感の原因が何か分かっただけでも第一歩、かなぁ。
この遊技が理解できたら… 今日書いたことが理解できなくなったら記事ごと削除する。たぶん。